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				| お買い上げありがとうございます。ナンバー3はヘビィウェイト樹脂(発色の良い2210B)ナチュラル仕様でリリースしています。ナチュラル仕様であること、製品がコンパクトなことで、表面処理カスタムが比較的容易に出来る機種です。例えば当社でいうブルード、ケースハードン、白ミガキ等です。このページでは当社が長年つちかってきた技の一部をを公開することで皆さんに表面処理カスタムの面白さ、楽しさを知ってもらおうと企画しました。それぞれのカスタムの手法をナンバー3を用いて順次紹介していきます。是非、チャレンジして下さい。 |  | 
	
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				| (注) ● ここで紹介する手法は「基本中の基本」です。使用する用具や実施する工程はお手軽カスタムを製作することに軸足を置いて紹介しています。より高度な手法をお求めの方は当社ウエブの表面処理のページや他社の手法紹介のページをご覧ください。
 ● 実施する際には必ず手袋やメガネなど使用して手や目を保護して下さい。カスタムは自己責任において実施してください。これによる損害には当社は責任を負いませんので予めご了承下さい。
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				| 以下の順序でカスタムの手法紹介を進めます。 ここでは「一番お手軽」を基本にしています。
 基本な前処理は全てのカスタム手法に共通します。全ての表面処理カスタムの前段階として参照して下さい。
 ● 基本的な共通処理項目
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				| ● 白ミガキの方法 用意するもの
 ・ペーパー400番〜600番
 ・スチールウール(必ずしも必要ではない)
 ・真鍮ブラシ(※但、毛足の柔らかい物に限る)
 
 1) ナンバー3の分解
 2) フレームをペーパー400番で磨く。磨く際にエッジがだれないよう箸などにペーパーを巻きつけ実施。
 次に600番を掛けると全体が金属様の表面になります。この後真鍮ブラシを掛けるとブラシの真鍮が付着して真鍮らしいフレームが出来上がる。よりお手軽にする場合600番、スチールウールの工程を省く。
 
 ● フレーム・ケースハードンの手法
 この項では「一番お手軽」を基本にしています。
 用意するもの
 ・ペーパー400番〜600番
 ・真鍮ブラシ(※但、毛足の柔らかい物に限る)
 ・スチールウール
 ・箸または平面の出ている板
 ・平筆
 ・細筆
 ・当社ブルー液
 ・バーチウッド社のアルミブラック
 ・透明(クリアー光沢あり)スプレー
 
 1) ナンバー3の分解
 2) フレームをペーパー400番で磨く。磨く際にエッジがだれないよう箸などにペーパーを巻きつけ実施。
 次に600番を掛けると全体が金属様の表面になります。スチールウールで磨くことでより金属感のある表面となります。
 真鍮ブラシをかけて下地の出来上がります。ブラシは強くこするというより付いたスラッジを払う感じで軽く実施。
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				| ケースハードンはまず当社のブルー液を水で薄めて自分好みの液を作っておく。フレーム全体に筆で(平筆が最良)水を塗る(塗るというより置いていく)全体に塗ったら細筆にブルー液を含ませ模様を入れたい部分に垂らす。フレームを動かし好みの模様になるようにする。好みの模様になったらすぐにペーパータオル等で水分を吸い取る。 全体に模様ができたら、軽く真鍮ブラシをかけてスラッジを落としておく。その後、ブルーを入れたい部分に水を塗り、細筆にバーチウッドのアルミブラックを含ませ水の上に垂らす。すぐにブルーが出るのでキッチンペーパーで吸い取る。
 (細筆は二本用意の事)しっかり水分を取ったら真鍮ブラシでスラッジを落とし全体に艶を出し透明のラッカー又は水性スプレーをかけ表面を止める。完全乾燥して出来上がりです。
 ● オールブルーの手法
 用意するもの
 ・ペーパー400番〜600番
 ・真鍮ブラシ(※但、毛足の柔らかい物に限る)
 ・バートウッド社のアルミブラック
 ・コットンパフ
 ・モデラー(レザークラフト店で購入可)
 ・ピカール(ホームセンターなどで購入可)
 
 1) ナンバー3の分解
 2) 上記ケースハードンの手法(2)までは同じ
 
 ※ バレルのブルー説明です。
 (磨く前にフロントサイトは取り外しておいてください)
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				| (1) フレーム・ケースハードンの手法(2)の真鍮ブラシ処理後から、モデラーを使用して全体をしめる。(力を入れず表面を撫でる要領で) しめる事により、ブルー液の反応が早くなり表面の光が増す。
 コットンパフにアルミブラックを含ませ全体に塗っていく。しっかり塗りこむ要領で一度塗り終わったら、新しいコットンパフで表面のスラッジをふき取る。この作業を何度も繰り返すと表面がカッパー色になり、部分的にブルーが出てくる。
 ブルーが出ている部分はアルミブラックを塗っても弾く様になります。全体にブルーになれば終了ですが、なかなかカッパー色が変わらない部分が出てきますので、その部分は、塗らずに上から叩く要領で酸素を入れてやることにより反応が早くなります。
 
 (2) 完了したら、水洗いして表面のアルミブラックを流して完全乾燥させ、コットンパフに少量のピカールを付け手でモミ、ブルーになった表面を磨きます。力を入れずにさする要領。細かな部分等を磨くときは指の爪などで表面をキズ付けない様に注意。
 水洗いは省いても大丈夫です。
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